ワクチンの接種
◆犬の病気にはワクチンの接種や定期的な投薬により発症を予防することができるものがいくつかあります。ワクチンの接種で予防できる犬の病気は感染症で、代表的なものとしては狂犬病、ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬パルボウィルスなどです。また、蚊の媒介により寄生虫が血液中に入り込み、死亡率も高いフィラリアは、蚊の発生時期までに数ヶ月に渡って薬を投与することで予防できます。
◆ワクチンは生後8週目頃に初回の接種を行い、以降生後12週目~16週目にかけて1~2回接種します。ワクチンの種類はコアワクチンと呼ばれる、死亡率の高い感染症の予防を対象とした3種混合をはじめ、5種混合、7種混合、8種混合などがあります。ワクチン接種で気をつけるべきポイントは副作用の問題です。犬の健康状態が良好である時に接種するのはもちろんのこと、
◆感染症やフィラリア以外にも犬の寿命を縮めてしまう病気はたくさんあります。中でも糖尿病など、人間と同じ様な病名に苦しむ犬が急増しています。このような犬の生活習慣病ですが、肥満が原因となっている場合も多いようです。2005年12月の花王の調べで、飼い主の43%が飼い犬の肥満を自覚しているとの調査結果がありましたが、犬の生活習慣病の増加と大きな相関関係があるように思われます。
◆犬は具合が悪くなっても口で説明するわけではありません。飼い主が責任を持って犬の病気や怪我を早期発見し、適当な治療を受けさせてあげる必要があります。普段から餌の食べ方、食欲、排便や排尿の様子、歩き方や座り方など、日常の生活をこと細かく観察していれば、飼い犬の異常にすぐに気がつくものです。手遅れにならないよう、早期発見、早期治療を心掛けてあげたいものですね。